蓮田の方より相続に関するご相談
2025年02月04日
Q:行政書士の先生にお伺いしたいのですが、相続手続きを行うにあたって、どのような戸籍を用意したらいいのでしょうか。(蓮田)
私は蓮田で暮らす50代の主婦です。先月同じく蓮田に暮らしていた父が亡くなり、葬儀を無事執り行いましたので、これから相続手続きをしようと思っています。父と一緒に暮らしていた妹と一緒に蓮田の銀行へ行き、父が亡くなったことが記載されている戸籍を提出しましたが、この書類だけでは手続きが出来ないといわれてしまいました。窓口で必要なものを教えてもらいましたが、聞きなれない言葉ばかりで混乱してしまったので、どのような戸籍を取り寄せたらいいのか、教えていただけませんか。(蓮田)
A:相続手続きに必要な戸籍は被相続人の出生から死亡までの戸籍と、相続人の現在の戸籍となります。
上尾原市相続遺言相談室へお問い合わせいただきありがとうございます。
相続手続きでは、被相続人が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本と相続人全員の現在の戸籍謄本が必要となります。
被相続人の出生から死亡までの戸籍には、亡くなったお父様がいつ生まれ、両親が誰なのか、兄弟は何人いるのか、婚姻歴や子供の有無、亡くなった日にちといった情報が記載されています。つまり、亡くなった時点の配偶者が誰なのか、子供は何人いるのかがわかりますので、相続人が誰になるのかを確認することができます。
戸籍謄本を取り寄せる方法についてですが、2024年3月1日より戸籍証明書等の広域交付が開始しました。この制度を利用すると、最寄りの市区町村窓口にて戸籍証明書等を請求することができ、必要な本籍地が全国各地にある場合でも一か所の市区町村窓口で手に入るようになりました。
これまでは各市区町村からそれぞれ取り寄せなければならなかったため、負担が軽減されました。
なお、広域交付の制度は本人、配偶者、子、父母のみの利用に限られており、兄弟姉妹や代理人は利用することが出来ません。
相続手続きは戸籍を取り寄せるだけでなく、色々な手続きがあり、中には期限が定められているものもあります。手続きを進めるにあたって、不安を感じた時には一度専門家へ相談することをおすすめします。
上尾原市相続遺言相談室では、蓮田のみならず、蓮田周辺地域にお住まいの皆様から相続手続きに関するたくさんのご相談をいただいております。
相続手続きは慣れない方にとっては複雑な内容となり、多くの時間を要する手続きになるかと思われます。上尾原市相続遺言相談室では蓮田の皆様のご相談に対し、最後まで丁寧に対応させていただきますので、安心してご相談ください。また、上尾原市相続遺言相談室では蓮田の地域事情に詳しい相続手続きの専門家が、初回のご相談を無料にてお伺いしております。
蓮田の皆様、ならびに蓮田で相続手続きができる行政書士および事務所をお探しの皆様にお目にかかれる日をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。